
1.保守者の分析・切分け試験稼働を削減
本技術は、保守者による分析切り分け作業のノウハウをルールとして学習し、そのルールによって障害箇所を判定する技術です。ルールは、ある条件が成立したときに導き出される結論を「if 条件 then 結論」というif部とthen部で構成したものです。このルールをネットワーク障害に適用する場合、障害が発生した際にネットワーク装置などから発せられるアラームやログ情報などのイベントの組み合わせ(イベント群)をif 部、障害の要因およびその箇所をthen 部としてルールを定義します。障害が発生した際にアラームの発生状況とルールを照らし合わせることで、効率的に障害の原因箇所(候補)を判定することができます。
保守者は判定結果である原因箇所の可能性の高い候補から障害対応を実施することで、これまで時間がかかっていたアラーム分析や切り分け試験の稼働が削減されるとともに、保守者のスキルによらない対応が期待できます。
![]() 保守者ノウハウを学習して障害箇所をすぐに見つけます |
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