NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

操作画面上に業務ノウハウを直接表示!

アノテーション表示・編集技術の開発

アプリケーション本体の改修不要でノウハウ情報や注意喚起を画面上に表示可能な「アノテーション表示・編集技術」を開発しましたので紹介します。

背景

現在、企業では業務を効率化するために様々な業務支援システムが開発・導入されています。一方で新サービスの開始やキャンペーン施策の実施等により業務は日々変化しますが、時間とコストを要するため業務支援システムが追従できず、作業者のノウハウを必要とする業務が多く存在します。こうしたノウハウが必要な業務を作業者が正確かつ効率的に実施できるよう、企業ではマニュアル整備や熟練作業者による教育による知識継承が行われていますが、作業者が能動的に目的の情報を取得しなければならず、当初の目的に十分対応できていません。
概要

アノテーション表示・編集技術は、業務支援システムを改造することなく、操作画面の任意の場所に操作手順や注意喚起などの様々な情報をアイコンとメッセージで表示できる技術です。本技術によりマニュアルの参照、熟練作業者のサポートを必要とせず、正確で効率的なオペレーションを実施することが可能となります。

今後の予定
今後は、本技術の適用領域拡大と機能高度化を検討していく予定です。
担当者
アクセスオペレーションプロジェクト ナビゲーション基盤技術グループ
丸山 勉(グループリーダ)
増田 健(主幹研究員)
井上 晃(主幹研究員)
土川 公雄(主任研究員)
足立 洋之(研究員)
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1-1.適用例① マニュアルの代替