
現在、弊所での開発は終了しております
チリ鉱山で新WIPAS堂々デビュー!
新WIPAS初の屋外実証実験成功
現行WIPASを高速・高機能化したトリプルプレイ対応WIPAS(以下、新WIPAS)を開発しました。
ここでは、新WIPASのチリ鉱山での初の実証実験結果を紹介します。
ここでは、新WIPASのチリ鉱山での初の実証実験結果を紹介します。
写真1 長距離伝送実験の様子
背景
AS研では現行WIPAS(Wireless IP Access System:26GHz帯を用いた固定無線アクセスシステム)をベースに高速化、高機能化した新WIPASを開発しました(http://www.ntt.co.jp/journal/1012/files/jn201012059.pdf)。
現行WIPASユーザのチリMicomo(7ページ(参考)CODELCOとMicomo参照)では鉱山エリア拡大に伴い無線システム拡大を検討中で、その候補システムである新WIPASの商用導入促進を目指し、グローバル展開活動の一環として本年3月にチリ鉱山において実証実験を行いました。
現行WIPASユーザのチリMicomo(7ページ(参考)CODELCOとMicomo参照)では鉱山エリア拡大に伴い無線システム拡大を検討中で、その候補システムである新WIPASの商用導入促進を目指し、グローバル展開活動の一環として本年3月にチリ鉱山において実証実験を行いました。
写真2 チリ チュキカマタ鉱山(実験実施場所)
概要
新WIPASのWT(ワイヤレスターミナル)2台を正対させたPoint-to-point構成を用いて、以下の2つの実験を行いました。
①基本伝送実験:粉塵環境下、距離3kmでの基本伝送特性及びアプリケーション評価
②長距離伝送実験:晴天時の長距離(10km程度)伝送の実証
ともに良好な結果が得られ、Micomoに対し新WIPASの今後の導入を促進しました。
今後の予定
今後、新WIPASのグローバル展開として、ICTサービスとしての工事現場等の新領域への適用拡大及び通信サービスへの適用を進める予定です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
第三推進プロジェクト FWA推進DP
進藤 喜彦(ディレクタ)
大本 隆太郎(主任研究員)
大本 隆太郎(主任研究員)
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