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ANSL R&D Times

3.長距離伝送実験

チュキカマタ鉱山近郊のRadmido Tomicにて、1台のWTを山頂に設置、もう1台のWTを移動車両に設置してPoint-to-Point区間を延長しながら、最長18.4kmまで通信可否、通信可能な場合は変調方式及び伝送速度を確認しました。

●結果

 ・9kmまで64QAM変調(180Mbit/s)伝送可能

 ・18.4kmまでQPSK変調(60Mbit/s)伝送可能

  (それ以上の距離でも理論上は接続可能な受信電力となることが想定されましたが、低地で見通しが取れなくなるため測定しませんでした)

 

写真4に実験サイト及び測定模様を、表1に各距離における変調方式及び伝送速度を示します。

写真4 実験サイト及び測定模様(長距離伝送実験)

写真4 実験サイト及び測定模様(長距離伝送実験)

 

 

表1 各距離における変調方式と伝送速度 

表1 各距離における変調方式と伝送速度

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