
現在、弊所での開発は終了しております
オペレーションシステムを利用した業務実態が見える!
業務プロセス可視化・分析システムの開発
オペレーションシステムに蓄積されている業務ログ(業務実行履歴)を用いて、業務改善を支援するシステムの開発を行っています。今回開発した、業務プロセス(業務の進め方)を客観的・定量的に可視化・分析する業務プロセス可視化・分析システムについて概要と特徴を説明します。
背景
光アクセスの普及と大量退職期を迎え、膨大な量の光設備の保守・運用管理に関する業務の抜本的かつ適切な改善が求められています。実際の業務は多様かつ複雑であり、適切な業務改善を行うには、業務実態を正確に把握する技術が必要となります。
概要
業務プロセス(業務の進め方)を可視化・分析するツール(業務プロセス可視化・分析システム)を開発しました。このツールの特徴とシステム概要は以下の通りです。
- ■特徴
-
- 分析対象業務で利用されているオペレーションシステム(業務システム)中に蓄積されている大量の業務ログ(業務実行履歴)を用いることにより、業務プロセスを客観的、定量的、そして継続的に分析可能
- 対象業務に依存する部分と、共通分を分離した構造により、分析対象業務に依存しない汎用性があり、いろんな業務の分析が可能
- ■システム概要
- 本ツールは3つの機能と1つのデータベースから構成されます。
- 業務プロセスの実態把握・分析ができる業務プロセス分析機能
- 多様な分析用件に柔軟に対応できる統計分析機能
- 業務システムに蓄積された業務ログを取り込み整形する業務ログ整形機能能

図1 業務プロセス可視化・分析システムのシステム概要
今後の予定
業務改善の更なる効率化に向け、問題点把握や改善案検討を支援する機能の拡充を中心に開発を進める予定です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
PAS推進DP
丸山勉(主幹研究員)、井上晃(主任研究員)、土川公雄、小笠原志朗
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