
2.反射波干渉
基地局に無指向性のアンテナを装備した準ミリ波帯ワイヤレスアクセスシステムでは、基地局周辺の建物、山(岩盤)からの反射波によって、通信品質が劣化する可能性があります(図2)。この場合の反射波干渉対策として、加入者局のアンテナ指向性を鋭くし、反射波の到来方向を制限することが考えられます。しかし、加入者局から見て基地局後方の反射物からの反射波は、加入者局のアンテナメインビーム内に入射するため、通信品質への影響が大きくなります。

図2 直接波と反射波
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