NTTアクセスサービスシステム研究所
ホーム  >  ANSL R&D Times  >  バックナンバー  >  第45号(2005_09)  >  4  >  硬質地盤に適した新たな下部支線の導入!
ANSL R&D Times

現在、弊所での開発は終了しております

硬質地盤に適した新たな下部支線の導入!

グローブアンカの地耐力理論の確立

新たな下部支線「グローブアンカ」に関する実用理論を確立しました。ここでは、理論式を導くために行った実験概要と、実験から明らかになったメカニズム等について説明します。

背景

従来の下部支線アンカは人力による打ち込み施工であるため、硬質地盤における施工は困難でした。硬質地盤における施工性向上を目的に、新たな下部支線の検討が望まれていました。
図1 人力による打ち込み施工
概要
★新たな下部支線のターゲット
従来の支線アンカ施工が困難な領域において、新たな下部支線「グローブアンカ」の適用を検討しました。

★地耐力確認実験の実施
検討にあたり、全国5箇所の硬質地盤において実験を実施し、地盤の破壊メカニズムを明確にしました。

★硬質地盤における実用理論式の確立
実験で明確になった地盤の破壊メカニズムを基に、グローブアンカの実用理論式を確立し、実験結果との整合性も確認しました。
写真1 グローブアンカの外観
写真1 グローブアンカの外観
今後の予定
現場導入がスムーズに行えるように導入支援を実施中です。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
アクセスメディアプロジェクト 媒体網設計グループ
三浦 重宏(主幹研究員)、龍野 俊康(研究主任)、金子 亮一(社員)、蒲澤 孝一(開発員)
カテゴリートップ
TOP
次
1.新たな下部支線のターゲット