
現在、弊所での開発は終了しております
高速集線振分け技術によるFTTH拡大に向けて
高速集線振分け装置の実現
当プロジェクトでは,GE-PONをはじめとするギガクラスの高速光アクセスシステムを収容するレイヤ2スイッチの開発を行っています.今回開発を行ったレイヤ2スイッチ(以下,高速集線振分け装置)について概要と特徴を説明します.
背景
2010年の光3000万加入という目標へ向け,現在FTTHの普及が加速しています.メタルから光への移行を速やかに進めるためには,魅力あるサービスを低価格で提供することが必要です.このためには,GE-PONをはじめとする高速な光アクセスシステムを効率よく収容し,さまざまなサービスに適した品質を確保しながらトラフィックの振分けを行う大容量かつ経済的な高速集線振分け装置が必要となります.
概要

図1 高速集線振分け装置による光アクセスシステムの構成
・単一装置での経済的な集線を行うため,大容量化とGEの多ポート化を経済的に実現しています.
・トラフィック間の帯域公平性とトータル帯域の高使用効率を両立させて実現しています.
・トラフィック間の優先制御により,優先度の高いリアルタイム系トラフィックの低遅延を実現しています.
今後の予定
高速集線振分け装置は,更なる大容量化によって経済化を図るとともに,機能の最適化,高信頼化を目標に開発を進める予定です.
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
ATMアクセス推進DP
前田洋一(主幹研究員),岩田敏行(主任研究員)
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