
現在、弊所での開発は終了しております
伸び縮みして、距離移動が自由な屋内用光配線用コード
光ファイバカールコードの開発
光ユーザネットワーク用配線部材として、カール状の新しい光ファイバコードを開発しました。ここでは、新コードの特徴を紹介します。
図1 光ファイバカールコードの適用例

図1 光ファイバカールコードの適用例
背景
FTTHの即応化、次世代光ネットワークを実現するために、光ユーザネットワーク配線では誰でも扱えて、簡易に施工、使用できる光ファイバコードが必要です。
概要
本品は 曲げに強いホーリーファイバを使用し、直径10数mmのカール形状にした屋内配線用光ファイバカールコードです。これまでのコードと同等の特性に加え、伸び縮みができることにより、移動可能な配線が実現できます。また、スキルのないユーザでも簡易に配線可能で、配線用メニューとして期待できます。
【特徴】
- ◎基本的光学特性、機械特性はこれまでの配線用コードと同等です。さらに難燃性、 側圧特性が向上し、踏んだり、引っかけても大丈夫な屋内光配線用コードです。
- ◎カール部長さの1000%以上伸び縮みできるので、光機器間の配線距離制限が緩和されます。
- ◎コネクタ付きで、扱い方による損失変動が小さいため、扱いが容易で簡易に施工できます。
今後の予定
研究開発は終了。
担当者※当記事のお問い合わせは受け付けておりません
アクセスメディアプロジェクト メディア応用グループ
冨田茂(GL)、倉嶋利雄(主幹研究員)、荒木栄次(主任研究員)、平松克美(研究主任)
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