NTTアクセスサービスシステム研究所
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ANSL R&D Times

15.適応変調機能

WTは回線品質を測定してAPに報告し、APでは報告された回線品質に応じて変調方式をWTごとに変更することが可能です。例えばあるWTで16QAMを使用しているとき、降雨などで回線品質が悪化した場合は、APは対応するWTの変調方式をQPSKに変更します。その後、回線品質が良好となった場合には、16QAMに変更します。
適応変調機能を使用した場合には、従来16QAMを適用できなかったエリアにおいても、回線品質悪化時にはQPSKに切り替えて通信を継続することができるので、16QAMによる高速通信を提供可能となります。
ステップ2装置はOpSによる遠隔ダウンロードによって本機能を追加することが可能です。

図14 適応変調の効果

図14 適応変調の効果
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