
2.長波長帯通信光に対する挿入損失低減技術
光ファイバIDテスタは、曲げ部により光ファイバを湾曲させて漏洩した270Hz変調の対照光を、湾曲の中心部にある受光素子で検知します。開発したIDテ スタは、対照光の検知に寄与しない部分の曲げ量を緩やかにし、最適化することで、受光感度を低下させずに挿入損失の低減化を図りました。また、曲げ形状が非対称であることから、左右両方向からの対照光の漏洩光検出レベルの違いを比較することで、対照光の進行方向、つまり、光線路の上部・下部の判定が簡易構造で可能になりました。

図3 挿入損失を低減する曲げ形状
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