
3.屋内実験
屋内実験の概要を以下に示します。
【実験目的】
- 外部環境の影響を受けない室内土槽において、地盤状態を厳密に管理することで実験データのバラツキを押さえ、信頼性の高い結果を得る。
- 地盤の破壊状況の確認及び引き抜き力の測定を行うことで、実用理論式を確立する。

目的 | 測定方法 | |||||
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地耐力 | 各条件における最大地耐力を測定し、斜面強度を定量的に把握する。最大地耐力をもとに、傾斜地での支線ブロックの適用範囲を考察する。 | ![]() 写真1 測定方法 |
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支線の抜上がり量 | 荷重作用時の支線ブロックの移動量(抜上がり量)を測定する。 | |||||
地盤の破壊状況の計測 | 破壊された地盤の形状を測定し、地耐力の影響範囲を3次元で定量的に把握する。傾斜地での地盤破壊状況を理論モデルに反映させる。 |
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支線ブロック引き抜き時の傾斜地における地盤の破壊メカニズム(土塊の形状、破壊軸角度)が明確になりました。
![]() 2.実験 |
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![]() 4.地盤の破壊メカニズム(土塊の形状) |