外被把持コネクタ(FAコネクタ)

2005年(平成17年)

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FTTHの拡大に伴いユーザ宅内光配線工事のDIY化、工事の簡易化の技術開発が行われています。
これを実現する技術として、ケーブル曲げ半径の縮小化やケーブル外被把持技術により光ファイバ素線の取り扱いを不要とするケーブル外被把持型コネクタ、光コネクタキャビネット、光コネクタローゼットを開発しました。

・ケーブル外被把持型コネクタ(FAコネクタ)
FA(Field Assembly)コネクタは、ドロップ・インドア光ファイバのケーブル外被を直接把持し、光ファイバ心線が露出しない構造です。
FAコネクタ内部には、フェルール、先端に研磨加工が施されている光ファイバとメカニカルスプライス等が内蔵されています(図)。

FAコネクタの基本構造

図 FAコネクタの基本構造

従来のメカニカルスプライス技術の応用により、専用の工具を使用しないで、現場で簡単かつ確実に組み立てることを可能とし、低損失・高信頼性を実現しました。

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