1986
電子番号案内方式サービス開始
256QAMディジタルマイクロ波方式の現場試験に成功
SC型光ファイバコネクタの実用化
1987
4ギガビットで200kmの超大容量光波通信実験に成功
弾道輸送トランジスタ(BCT)を試作
酸化物超伝導単結晶薄膜作成に成功
1988
高速データ暗号用LSI. FEAL・8を開発
狭スペクトル線幅多電極DFBレーザを開発
1989
量子細線を利用した新しいトランジスタを試作
ファイバ型光増幅器を用いた新しい光伝送方式の実験に成功
超高速化合物半導体トランジスタを開発
1990
ISDN向けカラー動画像コーデックを開発
150cc携帯電話機を開発
マルチベンダ化に向けたコンピュータ統一仕様の完成(MIA 1版)
1991
VI&P総合実験開始
電子印鑑システムESIGNを開発
超LSI開発用SORリソグラフィシステムの完成
現場環境下での10ギガビット/秒光伝送試験に成功
1992
VI&P総合実験開始
ATM(ノード・リンク・LAN)システムの試験開始
自然放出制御ダイオードの実現性を確認
光加入者伝送システムの試験開始
1993
最良優先法を応用した探索アルゴリズムを開発
VI&P総合実験第2フェーズ開始
移動通信用ハーフレート音声符号化アルゴリズムを開発
0.2ミクロン級LSI基本技術を確立
1994
災害対策用ポータブル衛星通信地球局を開発
コンピュータネットワークを利用した協調作業支援システム(COGENT)を開発
超高精細110インチ大画面表示装置を開発
シリコン極微構造を用いた単電子トランジスタを試作
1995
PHS用低消費電力ベースパンド総合LSIを開発
パーソナルマルチメディア通信サービス(VI&P第3フェーズ)実験を開始
現用回線による20ギガビット/秒・1000kmの光ソリトン伝送に成功
単一のスーパー光源を用いた波長多重400ギガビット/秒の超高速大容量光伝送実験に成功
半導体を流れる超伝導電流の新しい量子力学効果を実証
1996
新ノードを学術情報ネットワークやPHSシステムに導入し、サービスを開始
新光アクセスシステム(通称:πシステム)を開発
光ATMスイッチのプロトタイプを開発し、40ギガビット/秒の容量を達成
新原理に基づき温度変化に強い光波長フィルタを開発
安全性、信頼性、効率性が優れる新方式の電子マネー実験システムを試作
音声ダイヤル機能を実現し、腕時計タイプのPHS端末を試作
高臨場感マルチメディア通信会議システムの構成技術を開発
1997
新ネットワークノードシステムの事業導入を開始
商用化FTTH網の開発と横浜市戸塚でのCATV映像伝送サービスの試験提供
インターネットを利用するサイバー・ソサイエティ、個人映像発信実験局、サイバー・ショップ等のシステムを開発
著作権保護を考慮した画像コンテンツ販売システムを開発
1ボルト動作のアナログ・ディジタル変換LSIを開発
1998
xDSLフィールド実験の開始
ネットワークオーディオ方式「SolidAudio」を開発
オンデマンド遠隔講義システムの構築及び共同実験の開始
広告出版印刷業界間ネットワークサービスの実用化実験開始
新光アクセスシステム(πシステム)のサービス開始
1999
日米欧4社による高速光アクセスシステムの共通技術仕様が完成
次世代暗号として期待される楕円暗号分野で新技術を開発
ICカード情報流通プラットフォームの共同開発に合意
光ファイバセンサ船体損傷検出システムを共同構築
コンクリート構造物の健全性を診断する『ひずみセンシング用光ファイバ』を開発
NTT武蔵野研究開発センタ本館オープン
NTT再編 3総合研究所体制へ
2000
パリ発コンテンツ(iFrench)流通サービスの映像配信実験を開始
金沢市内で地域情報流通ビジネスのFTTH共同トライアルを開始
NTTと三菱電機が共同で次世代暗号アルゴリズム「Camellia」を開発
光ファイバセンサ船体損傷検出システムを共同構築
周回性アレイ導波路回折格子フィルタを用いた大容量フルメッシュネットワークシテムを開発
世界的な新発見に基づく眼鏡なし3Dディスプレイを開発
2001
世界最高速の実時間VLBI実験に成功-データ速度1Gbit/sを達成-
1枚のICカードで旅行、イベント等様々な生活シーンに利用できる電子チケット「FlexTicket」システムを開発
土を出さずに管路を敷設する世界初の"無排土高速モグラロボット"を開発
IPv6上の高度な商用サービスを実現する ネットワークセキュリティ技術を開発
将来の超大容量インターネットのバックボーンを支えるフォトニックMPLSルータを開発
2002
全国どこからでもマルチキャスト集配信を実現する衛星通信システムを開発
光ファイバーを活用した映像配信共同実験を開始
NTT・日立・松下、光ネットで次世代eコマース実現に向け共同研究を開始
世界最高速の光通信用集積回路を開発
26GHz帯ワイヤレスIPアクセスシステム(WIPAS)の開発
2003
世界初、リバティ・アライアンス仕様に情報共有制御技術を適用
新構造光ファイバ「ホーリーファイバ」の実用化に見通し
次世代ブロードバンドサービスを実現するマルチキャストMPLS技術を世界に先駆けて開発
世界初!楕円曲線暗号(ECDSA署名)実装技術で企業3社が実装技術を共同で開発
攻撃元にまで攻め上がりながらネットワーク全体を防御するDDoS攻撃対策システム「Moving Firewall」を開発
2004
迷惑メール対策を実現する「privango(プリバンゴ)メールシステム」を開発
自宅のネット家電の遠隔操作を可能にするホームゲートウェイ・セキュリティ技術を開発
高速ネットワーク上で高機能処理を可能とする世界最高速の10Gb/sパケット識別・転送処理ボードを開発
安定性に優れたインターネット環境の構築に向けOCNで広域IP網経路監視診断システム「ENCORE」を運用開始
世界最高の電気光学効果を持つKTN結晶材料
2005
テラビット級ネットワーク制御技術の相互接続実験に成功
光アクセス大量開通を簡易に短時間で実現するFTTH対応先行光配線キットを開発
日本初!128ビットブロック暗号アルゴリズム「Camellia」がインターネットにおける次世代標準暗号規格に採用
携帯電話に直接搭載可能な小型・高出力の次世代燃料電池を試作
ワンチップ指紋認証LSI
ホーリーファイバを用いた「曲げフリー光ファイバコード」の開発
2006
研究教育ネットワーク連携による日米間遠隔胎児医療の実験を開始
国産唯一の次世代国際標準暗号「Camellia」をオープンソースコミュニティOpenSSL Projectが採用
光IP連携トラヒック制御技術を開発
14Tbit/s(111Gbit/s×140Ch)世界最大容量WDM伝送に成功
楕円曲線暗号PSEC-KEM がISO/IEC国際標準暗号規格に採用
2007
暗号方式の安全性検証に有効とされる「素因数分解」において世界記録を更新
「日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会」が発足
既存の複数ネットワークを活用した市民向け「防災情報伝達の強化に向けた共同トライアル」の実施について
次世代暗号「Camellia」の主要オープンソースソフトウェアへの採用が大きく進展
NTTグループが開発した多心一括接続形MTコネクタが、米国Verizon社のFTTH配線システムに採用
2008
NGN商用システムの開発実用化
NGN対応IPTVシステムの研究開発
大量の投稿コンテンツを処理できる「ロバストメディア探索技術」の開発、実証実験開始
細径・低摩擦インドア光ファイバケーブルの開発
世界初、テレポーテーション型量子計算の実証
世界最大容量長距離伝送(13.4Tbit/s-3,600km伝送)に成功
2009
業務用固体酸化物形燃料電池発電モジュールで世界最高の発電効率59%を達成
公開鍵暗号の安全性の根拠である「素因数分解問題」で世界記録を更新
日本初のファイルシステムとして「NILFS」がLinuxに採用
NTTの光技術を駆使し大幅な低電力化を実現する光電子融合型光パケットルータを開発
多機能な二量子ビット演算素子の開発に成功
2010
光パスとIPの統合制御によりダイナミックに仮想ネットワークを構成する技術を開発
世界初1Gbit/s超のマルチユーザMIMOリアルタイム伝送
アトジュール光スイッチ ~チップの中に光ネットワーク技術を~
2011
Nicira社と共同で遠隔ライブマイグレーションに成功
10Gbit/sのアクセス速度において100km級の広域光アクセス実証実験に世界で初めて成功
コミュニケーションのバリアフリー化を実現する「こえみる」を開発
100Gbps級光伝送デジタル信号処理回路の開発とそのフィールド検証に成功
量子メモリーの原理実験に成功
2012
世界最高密度の多心ファイバーケーブルを開発
機器電力推定技術を開発
毎秒1ペタビット、50kmの世界最大容量光伝送に成功
世界初のGaN系半導体剥離プロセスを開発
着衣だけで心拍・心電図の常時モニタリングを可能にする素材を作製
押し寄せる膨大な「今」を瞬時に賢く分析するリアルタイム型BigData分析技術「Jubatus」を開発
現在の3総合研究所へ再編
2013
ADRの国際標準規格であるOpenADR2.0 Profile Aの認証を国内で初めて取得
サービスチェイニング技術を活用したユースケースの実現構成がETSIのコンセプト実証として国内で初認定
従来の1/10の超低消費エネルギーでデータ伝送可能なレーザの開発に成功
通信の即時回復を可能とする「ICTカー」の開発
H.264の2倍以上の圧縮性能を誇る高画質HEVCエンコードエンジンを開発
北米研究開発拠点 NTT Innovation Institute, Inc. 設立
2014
大騒音下でも明瞭な収音を可能とするインテリジェントマイク技術を開発
FireFort-LDGM FECの研究開発とMMT標準化活動、World Cup Brazilでの8K-PV実験
hitoeによるウェアラブル生体情報センシング基盤技術の開発
深層学習に基づく高度音声認識技術の研究開発
NetroSphere:キャリアネットワークのあり方を変革する新R&Dコンセプトを策定
100G-PTS実用化
世界最高水準400ギガビット伝送のフィールドトライアルに成功
2015
4K/8K映像の高画質伝送を実現するHEVCエンコードLSIを開発
人間による液体認識の科学的解明と変幻灯の開発
周波数利用効率を損なわないWDM一括非線形歪補償による伝送長延化の研究
細く透明で美観を損ねない「透明光ファイバ」の実用化(2015年度グッドデザイン賞受賞)
NetroSphere構想のもとアクセス装置の部品化をめざす将来アクセスシステムの新コンセプト「FASA」提唱
050VoIP網でのデータ・制御分離モデルの実用化
2016
NTT発オープンソースソフトウェアGoBGPをインターネットマルチフィード社のJPNAPサービスに導入
400G超低電力デジタルコヒーレントデバイス(DSP)の研究開発
「勝つための脳を鍛える」スポーツ脳科学プロジェクトを発足
光を使って難問を解く新しい量子計算原理を実現
宇宙線に起因する電子機器の誤動作「ソフトエラー」の試験技術を小型の加速器中性子源で確立しサービスを開始
アダプティブビットレート映像配信におけるユーザー体感品質推定アルゴリズムを他機関との技術統合により標準化
高電圧直流給電システムの導入による省エネ・省資源化
2017
秘密分散技術の初の国際標準にNTTの秘密分散技術が採択
幼児語彙発達の研究に基づく 絵本検索システム『ぴたりえ』
世界初、光通信波長帯ナノワイヤでレーザ発振および高速変調動作に成功
APAC地域でのNWサービスの創出をめざす研究開発イニシアチブ「APAC Telecom Innovation Initiative (ATII)」を設立
摩耗しにくく点検しやすい新型マンホール鉄蓋「テーパーダイア鉄蓋」の開発(2017年度グッドデザイン賞受賞)
新転送技術「Multi-Service Fabric(MSF)」が、初のAPACキャリア共同実験に成功、ホワイトボックススイッチの実用性を実証
2018
シビアな受信環境でもGNSS衛星信号を適切に選択するマルチパス対策アルゴリズムを開発し高精度な時刻同期を実現
世界最速の1波600Gbps光伝送と587Gbpsのデータ転送実験に成功
フォトニック結晶光ファイバ技術を用いた加工用高品質レーザの長距離伝送に成功
世界最高性能の耐量子公開鍵暗号を実現
毎秒100ギガビット無線伝送を、世界で初めて新原理(OAM多重)を用いて成功
~5Gの次世代を実現する革新的無線通信技術を開拓~
存在を感じさせない『透ける電池』の基本動作を確認
~IoTの更なる可能性拡大に向けて~
最高の強磁性転移温度を持つ新絶縁物質Sr3OsO6を創製
~88年ぶりに記録を更新~